お題「好きな作家」重松清さん
私の好きな作家さんといえば、「重松清」さんです。
そう、映画化や推薦図書などでもよく取り上げられるあのお方ですね!
その中でも、私の一推しの本があります。
それは、『青い鳥』という本です。
上手く話せなかったり、居場所がなかったり、いじめの責任がわからなかったり……そんな思春期の生徒たちを、見た目はちょっと情けないオジサンなんだけど、頼りなさそうなんだけど、それでも誰よりも自分をわかってくれる、そんな大人……村内先生というヒーローが、「そばにいるということ」をそっと伝えてくれる、やさしいやさしいお話なのです。
心をぐっと胸を締め付けられるほど鮮明に、だけどどこか優しく懐かしい雰囲気で、書き綴られた一冊です。読めば読むほどに、いつの間にかすっと登場人物の気持ちの中に入り込めるというのも、重松清さんの作風の持ち味の一つだと思います。
重松清さんファンの方ならば、一度手に取られたことがあるのではないでしょうか。
どんな人であっても、だれもが一度は通る道、「思春期」。
その葛藤を題材に描かれたこの本は、大人になってから読んだ時には、また違った味を教えてくれますよ。
この本を読んだ後、あなたが一番に思い浮かべた人は誰ですか?
それはきっと、あなたにとっての「青い鳥」なのではないでしょうか。
思春期で悩んでいる方も、それを見守る大人の方も、ぜひ一度お手に取られてください。
きっと、あなたにとっての大切なものを、思い出させてくれる一冊ですよ。
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